電車にチャレンジ
18歳の高校生長男に招き入れられて家内を簡単に案内してもらう。一階はダイニングとリビング併せて20畳程か。二階にベッドルームが4つ。案内された部屋は6畳ほどの部屋の真ん中にセミダブルサイズのベッドがおかれたシンプルな部屋。
外は暑かったが部屋に入ると風も通って日中でも過ごしやすい。シドニーではクーラーのない家庭も多いと聞いていたが、なるほどこれなら必要ないかもと納得。
ホストファザー・マザーは外出していて夕方まで戻らないとのことでしばし長男君とお話。年の離れた妹(7歳と3歳)の昼食の世話とかしながら将来は南米に行きたい、と語る彼は日本人の18歳と比べるとずいぶん落ち着いた感じがした。(後で分かったことだが、ホストファミリーは5年前に南米から移住してきたのだそうだ。)
荷ほどきを大体済ませたので、明日から始まる学校への通学路の下見に行くことに。最寄りの駅はRiverwoodというところで、学校のあるCentralまで電車で20~30分とホームステイとしてはそれ程遠くは無いのだが、ホームステイ先から駅まで歩きで20分くらいかかるので結局ドアツードアで1時間程度。真夏のシドニーの日中に20分歩くのはなかなかしんどい。道中で500mmのミネラルウォーターを飲み切ってしまった。スーパーで安くミネラルウォーターをまとめ買いしておくとしても、何本も持ち歩けないので高い水分問題はどう解決すべきか悩みどころ。。。
やはり改札はなくOpalカードをタッチするためのポールが何本かたっているだけ。
Opalカードをタッチすると"please retry"と表示されたのでもう一度タッチしてみると「既にtap on済み」と表示され意味不明。
(Opalカードでは入る時はtap on、出る時はtap offと言うらしい)
よくわからないが周りに駅員もいないため、出る時に何か問題が出たらその際対処する事にしてそのままホームへ。
日曜の日中で本数が少ないところに加え、ちょうど電車が行ってしまったところだったため、次の電車が来るまで30分くらい待たされる。
利用している路線が空港に行く路線だからか日曜日中なのに結構混んでいる。とは言っても席に座れないほどではなく、2階席に着席。社内アナウンスもそれ程なく、下手をすると次の停車駅を知らせる掲示板もなかったりするような話を聞いていたが、停車駅の表示掲示板は常に止まる駅を順にテロップで流しつつ、次の駅を表示する、というなかなか気の利いたスタイル。おまけに日本の電車顔負けに車掌がしゃべりまくる。
(これはどうも日曜の日中だったからなのか、平日ではそれ程でもなかった。車掌のキャラクターによるのかもしれない。)
目的地のCentralは大きな駅なので特に問題なく降車。下調べしていた学校方面出口の改札を目指す。その改札があるのは古くからあるメインコンコースで、ちょっとイギリスのハリーポッター風駅にも似た感じ。ここには出口のゲートがちゃんとあり、Opalカードとタッチすると何も問題なくゲートが開く。あのエラー(?)はなんだったのだろうか。