学校初日 その1
突然ホームステイ先の都合で1日ビジネスホテル滞在を余儀なくされたり等予想外の事もあったが、今日からいよいよ登校開始。
登校初日はクラス分けのテストがあるので通常より早く8:15に集合。「時間厳守」と言われていたが、朝の電車がどれくらい時間通り動いているのかわからないので時刻表で30分以上早く着く電車に乗るべくホームステイ先を出る。
7時前ですでに明るいがちょっと肌寒いくらいで歩くには丁度いい。こんな感じの明るさ。
駅に着くとそれなりに利用客はいて電車もまあまあ混んでいる。といってもギリギリ座れなかった、程度の混みよう。
特に電車が遅れる事もなく定刻通りにCentral駅に到着。随分早く着いてしまったので暫く学校の周りを探索する。
マクドナルド。
学校近くのUniversity of technology
寿司バー?
8:00になったので学校にもどるがまだ開いていない。そうこうしているうちに同様に今日が初日と思われる他の生徒も集まり始める。8:15をちょっと過ぎたところで受付の人が出て来て入り口の鍵を開けてくれる。「8:15集合、時間厳守」で8:15(ちょっと過ぎ)に入り口が開く、というのは日本の感覚とは少しズレているが、外国としてはまだマシなほうか。
受付を済ませてオリエンテーションを行うロビーに通される。ここ、学校のパンフレットでは「学生憩いの場所」みたいに上手に写真に撮られて使われているが、教室フロアではない1Fにあり、実際は生徒にはそれ程利用されていない感じ。
受付時に渡された書類に必要事項を書き込み受付に再度持って行くと試験用紙を渡される。
時制や態、正しい単語などを二択で正解を選ぶ文法問題が50問程度と、ライティング問題として「場所」について
・どこにあり
・いつ行って
・自分にとってどんなところか
といった内容で150〜180文字で書け
というものが出題された。
文法問題は最後の10問程度ちょっと悩むものがあったくらいでレベルとしては高校英文法程度。ライティングは渡豪前にIELTSを受けていなかったら面食らったと思うが、試験対策でやったのりで適当に書いた。
テストと言ってもロビーでみな思い思いの場所でやっている。全員で30〜40人といったところか。
他の生徒を見渡してみると、「日本人は少な目でヨーロッパが多い」と聞いていた通り日本人らしき人は少な目。
一通り仕上げて受付に持って行くと、続いてスピーキングのテストをやるので名前を呼ばれるまで待てと言われる。ほぼ一番乗りで回答を持って行ったのでスピーキングテストも早々に呼ばれる。
テストをしてくれる先生はヒュー・ジャックマンとメル・ギブソンを足して2で割ったようななかなか渋い感じ。(そう言えば2人ともオーストラリア出身俳優。オーストラリアスタンダードな顔?)
**訂正**
後で調べて分かったがメル・ギブソンはアメリカ生まれで12歳でオーストラリアに移住してきたとのこと。
また、この先生はオーストラリア人ではなくカナダ人だった。
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スピーキングテストは個室に通され、自己紹介を通して、どんな目的でこの学校に来たか、学校を終えた後に何をしたいか、と言った質疑応答がなされ、それと並行して筆記テストもこの先生が採点していく。(筆記テスト用紙にgrammerとかvocabulary とかのチェック箇所がありその先生がインタビューしながらAとかA+とか書き込んでいた。)
申し込みの時は一般英語のGeneralコースとして申し込んでいたが、プレゼンなどもやるGeneral Plusというコースの方が良いのでは?と言われそちらのコースを選択する事に。クラスのレベルはupper intermediate との事。文法は殆ど出来ていたはずでライティングもそれなりには書いたつもりだったのにupper intermediate とはやはり会話力がヨーロッパ系の生徒より弱いのか?とちょっとガッカリしたがこの学校では上から二番目だったらしい。(一般コースとしては、だが。この他、IELTSやケンブリッジ対策用のアカデミックコースや、発音専門コースやサバイバル英語コースといった変わり種のコースがある)
全員のスピーキングテストが終わった後オリエンテーションをやるからそれまで好きにして良いと言われ個室を退室。外に出ていっても良いと言われたが睡眠不足もあってそんな気になれないのでそのままロビーでウトウトしながら待つ事に。
1時間ほど待ったところでテキストブックを抱えたヒュー・ギブソン氏が登場しオリエンテーションが始まる。このメル・ジャックマン氏、ただの先生ではなく、学校の偉い人だったらしい。
学校の説明がざっとなされた後二組に分かれて構内ツアー。五階建ての建物中三階を除いて学校の施設になるのだが、受付とロビーのある一階を除き各階はロの字の廊下の左右に教室等が配置されているような構造で、廊下が狭く微妙に曲がりくねっていることもあり迷路の中にいるような感じ。
(学校初日 その2に続く)